インプラントのメカニズムとは?
通常、歯が中々抜けないのは、なぜだと思いますか? 永久歯が生え、その後虫歯になっても中々抜けませんが、それには、歯と歯根とが顎の骨へしっかりとくっついているから。 要するに固定されているということ。 インプラントというものは、人工の歯になりますが歯根と歯冠からできているもの。 歯根部分にはチタンが用いられていますが、チタンとは、耐食性に優れている金属で工業用品には色々と使われています。 みなさんが知るチタンでは、ゴルフクラブを想像してしまうでしょうか。 そう考えると、何となくそれを口にと思われる方もおられるかもしれませんが、チタンは生体親和性に優れている金属であり、体内でも異物と認識されることは有りません。 また、インプラントだけでなく人工関節にも用いられています。 例えば、人が足を骨折した時、体は自分の力で骨を修復するようになっていますが、インプラントでもこの力を利用するかたちとなります。 まず、そもそもインプラントの治療では、歯肉の下にある顎の骨へチタンでつくられた人工の歯根を埋め込むこととなります。 そうすると顎の骨が自然に修復し人工の歯根であるチタンを取り込んでいくことになります。 おおよそそうなるまでには、2ヶ月から6ヶ月ぐらいねかせます。 そうなれば、やがて顎の骨が修復されているころ人工の歯根は顎の骨へとしっかり固定されるという具合になります。 人工の歯根が顎の骨へしっかりと固定された時、歯冠と結合する部位を取り付けて、歯冠をかぶせて最終的に人工の歯が完成したこととなるのです。知っておきたいインプラント手術
- インプラントの基礎知識を学ぼう
- インプラントの選択肢
- インプラントと入れ歯の違いは?
- インプラントのメカニズムとは?
- インプラント治療ができないケースとは?
- インプラントに適さないケースとは?
- タバコとインプラントに関して
- インプラントの歴史を知ろう
- インプラント治療の費用とは
- ショートインプラントって何?
- インプラントのアフターケアに関して。
- インプラント治療における組織誘導再生
- インプラント治療における骨再生誘導法
- インプラント治療における骨移植とは
- インプラント治療・サイナスリフト
- インプラント治療を行なうための技術について
- インプラントのグラフトレス術式とは
- インプラントの寿命とは
- マグネットインプラントについて
- インプラント治療の専門用語
- インプラント治療のデメリット部分
- インプラントをするための医師選び
- インプラント治療の失敗例
- インプラント治療における訴訟問題
- インプラントの種類について
- インプラント治療の審美性
- インプラントの失敗を防ぐための最新技術
- インプラント手術・2回法とは。
- インプラント手術・1回1ピース型とは
- インプラント手術・1回法2ピース型とは
- サイトマップ