知っておきたいインプラント手術

インプラント治療における骨移植とは

インプラントを行うにあたり、インプラント体を安定させるためのしっかりとした歯槽骨が必要です。 しかし、歯が抜けた状態をしばらく放置している場合や歯周病の方は思想骨が吸収されていることが多いといえます。 そうなれば、インプラントするにあたり歯槽骨が足りないという結論になり治療自体困難になるといわれています。 通常であれば、ここで諦めがちですが、実はこういうケースの場合は、歯槽骨をインプラント治療ができるように骨移植をして治療を可能にさせることもできます。 主に、骨移植をする場合、患者さんの骨を使い移植するかたちとなります。 一般例としては、顎の骨を使い移植となりますが、それでも足りないという場合は、骨盤の骨を使い移植となります。 例えば、違うケースとしてリン酸カルシウム系の人工骨を使う場合もあり得ますが、実際は骨を使うほうが再生も早いので患者さんご自身の骨を使うほうがいいですね。 骨移植手術では、歯槽骨の足りない部位に移植する骨をチタン製のピンで固定した後、周囲を粉砕した骨または、骨補充剤で塞ぐというながれになります。 又安定期間として4ヶ月から6ヶ月経過するのを待ち、移植した骨が歯槽骨へきちんと安定したか確認し、アン安定したと確認できればインプラントを埋め込みます。 ただし期間においては、歯槽骨の吸収具合によりインプラント治療と平行しながら骨移植できるケースもあるようです。 インプラント治療には、色々と適さないケースもありますが、治療費またや治療期間など事前にお調べになることは重要です。