知っておきたいインプラント手術

ショートインプラントって何？

人の歯とは、いつのまにか歯周病が進行してしまう、虫歯が抜けた状態を放っておくことで顎の骨がもろくなってしまうものです。 人間の歯とは、また顎の骨がきちんとしていない場合人工の歯根を安定できないことからインプラント治療が難しいのが現実です。 ただし、絶対に歯周病や顎の骨がもろくなっている方が治療できないのではなく、骨の造成もしくは移植手術により顎の骨自体を補強してからのインプラント手術は可能であり、一般的な方法でした。 しかしながら、この場合、移植、造成からのインプラント治療では手術の回数だけでなく期間も長くなる上に患者さんの一番の負担となる費用もかなり高額になってしまいます。 そういった事がないように移植もしくは骨の造成をしないでインプラントの治療ができる方法が考え出されたようです。 これが、グラフレス手術とよぶ手術となり、その中のひとつが今回テーマであるショートインプラントというわけです。 ショートインプラントとは、通常のインプラントに使われる人工歯根は10mm以上のものが、ショートでは、8mm以下の人工歯根というもの。 この治療方法として手術前にショートインプラントが可能であるか否かを検査し、もちろん安定性も検査した上で可能であればショートインプラントができるというわけです。 もし、あなたが現在、インプラント治療において骨の造成もしくは移植しましょうという方法で伝えられているなら、一度移植や造成しなくてもすむショートインプラントについて相談してみてはいかがでしょうか。