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インプラント治療・サイナスリフト

ごく最近まで、上顎の奥歯のインプラント治療は難しいものといわれてきました。 それには、インプラント治療では、上顎の奥歯が抜けた場合、歯槽骨の厚みを作ることができないとされていたからです。 歯が抜けてしまうと、歯槽骨の吸収がおこりだし、歯槽骨の厚みが段々となくなってきます。 この場合、上顎の歯だけでなく、どこの歯が抜けても同様に吸収されます。 ただ、上顎の奥歯となると歯槽骨の厚みがなくなるのに吸収だけでない原因もあります。 まず、上顎の上には上顎洞という空洞がありますが、これをサイナスとよびます。 この空洞は、上顎の奥歯がなくなることで、段々大きく広がってしまいます。 要するに歯槽骨の吸収と同時に空洞も広がり上顎の奥歯部分の歯槽骨はどんどんと薄くなるのです。 こうなればインプラント治療が行なえないということ。 そこで今回紹介しているサイナスリフトと呼ぶ方法を利用し、上顎洞を持ち上げる方法を行いインプラントの治療を可能させるのです。 実際の方法として、上顎洞の底面から上顎洞の粘膜を剥離します。 また剥離しながら持ち上げ、その部分へと移植の骨をつめる、あるいは、かざしてあげることになりインプラントの治療に必要な歯槽骨の厚みをつくるのです。 この場合、骨が安定するまでの期間として5ヶ月前後かかります。 歯槽骨に厚みが大体ある場合には、サイナスリフトと平行しながらインプラントの治療は行なうことが可能です。 ただし、歯槽骨が余りに乏しいと判断された場合は、サイナスリフトをした後のインプラント治療という事になります。
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