知っておきたいインプラント手術

インプラント手術・1回1ピース型とは

インプラントの手術は、大きく分けて2通りの方法があり、ひとつに外科的な手術を1回だけ行いインプラントの治療をする1回法と外科的な手術を2回して治療を行なう2回法とがあります。 1回法のメリットをあげるなら、やはり手術が1回ですむということ。 ましてや時間においても費用の面でも軽減されることになるので、どちらかといえば1回法のほうがいいでしょう。 更に1回法のインプラント手術においても実は1ピース型、2ピース型というものがあり、1ピース型とは、最初から歯根と支台部が結合したものを使う方法でおこなうのが1ピース型です。 インプラント自体そもそも、人工の歯根と歯冠、又それらを接続する支台部との3ピースで形成されているものが1ピース型では、最初から結合したものを使うため1ピース型とよばれています。 1回法つまり、1ピース型は、顎の骨へと結合された歯根と支台部セットのものを埋め込みますが、この状態では、歯肉から支台部が見えている状態ですが、後に歯冠をかぶせるようになります。 この手術法では、埋め込みの手術が終了し人工歯根と骨が安定するまで1ヶ月から6ヶ月の間待つことになります。 ただし期間においては、患者さんの骨の状態により異なりますし、手術場所によってもかなり変るようです。 又この期間、つまり安静期間ということになりますが、これが終了し安定したことがわかれば人工の歯を取り付けて終えるという流れになります。 ただし、メリット部分があるということは、デメリット部分もあり、人工歯の変更ができないことや清掃しづらい面もあることがデメリット部分であるといえますね。 インプラント治療には、入れ歯にかわり注目をあつめていますが、いい面、悪い面を把握し行ってください。